羊の大きな人

残りわずかな学生生活の遺書

4(Lil Pump)

今日は何もしなかった.

訂正する.少なくとも呼吸はしていた.あと昼ごはんと夜ごはんはちゃんと食べた.

 

昨日のワールドカップを最後まで見てしまい,起きたのが昼過ぎだった.

今日はラッパーについて少し考えて,そこからいろいろ考えた.

僕は最近,Lil Pumpというラッパーにハマっている.

Gucci Gangからハマりだしたのでクソにわかだが,彼の曲を聞いているとなんだか良い気分になる.

新曲のDrug Addictsは,良くも悪くもLil Pumpらしい曲だと思った.

”I swear to God, you can't be on my status.”

神に誓う,お前はオレになれない.

 

…かっこいい.

僕も人生で一度はこんな言葉を口にしてみたい.

 

Lil Pumpにハマった理由を少し考えてみた.

金,女,暴力,ドラッグ.

これらは僕の生活とはかけ離れた存在である.若くして大金を手にし,女には困ることなく,ドラッグをキメて,時には暴力も厭わない.

僕はこれらの常識を逸脱した行動に憧れたのだろうか?確かに,10代で大金を手にしているのはとても羨ましい.本当に羨ましい.少し分けてほしいくらいだ.

しかし,僕がLil Pumpにハマった理由はそこではない.

彼は,自分の思うがままに自己表現をし,好きなように生きているのだ.少なくとも僕にはそう見える.

周りのことを気にせず,自分が表現したいように自分を表現し,自分の欲望を抑えることなく開放して,一度しかない人生を最大限に楽しんでいるのだ.

僕はLil Pumpのそういうところに惹かれ,ハマったのである.

 

こうして文字を書いている間も,Drug Addictsを聴いている.

もしかしたら僕は,”Lil Pump Addict” なのかもしれない.

 

明日は研究室のゼミがある.久しぶりの研究室だ.

明日は「ある特定の人物を自分の中に投影する」について少し書きたい.